女王バチの蜂の子はローヤルゼリーで育つ! 蜂の子のエサの違いについて

蜂の子は将来どのような役割を持つか、またどのような性別かによって、与えられるエサが変わります。
例えば女王バチの蜂の子にはビタミンやミネラルが豊富なローヤルゼリーがたっぷりと与えられます。

何を与えられて育ったかは、蜂の子サプリメントを選ぶときの重要な情報になります。

そこで蜂の子に与えられるエサの違い、また女王バチに与えられるローヤルゼリーの成分などについてご紹介します。

蜂の子に与えられるエサの違い

女王バチとなる蜂の子はローヤルゼリーのみを与えられて育ちますが、 将来働きバチになるメスの蜂の子にはワーカーゼリー、オスの蜂の子にはドローンゼリーと呼ばれるエサが与えられます。

ワーカーゼリーは濃度の薄いローヤルゼリーに花粉やハチミツが加えられている液体で、ローヤルゼリーに比べて糖分やタンパク質が少なくなっています。
ドローンゼリーも同様ですが、オスの蜂の子は将来働きバチになる蜂の子よりも花粉が多く与えられます。

与えられるエサによって、どう成長するかが変わる

働きバチも女王バチも元はまったく同じメスの蜂の子ですが、ローヤルゼリーのみ与えるか、ワーカーゼリーを与えるかによって、将来の姿も役割も大きく変わります。

ローヤルゼリー中に含まれる成分には女王バチらしい体づくりや産卵能力をもたらす成分・ロイヤラクチンや、体を大きくさせる糖タンパク質・アピシンなどが含まれています。
それらの成分が普通のメスの蜂の子を女王バチへと変化させるのです。

ローヤルゼリーに含まれる成分

女王バチの蜂の子に与えられるローヤルゼリーには、以下のような成分が含まれています。

水分、タンパク質 、ビタミン(B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンなど)、ミネラル(カリウム、リン、マグネシウム、カルシウムなど)、アセチルコリン、デセン酸など

デセン酸について

ローヤルゼリーには古くから抗菌作用や防虫作用があることが知られてきた成分であるデセン酸が含まれています。
ローヤルゼリー中の抗菌物質はこのデセン酸のことです。

デセン酸には抗菌性だけでなく、植物の細胞分裂、成長をストップさせる働きがあり、花粉の発芽を阻害する作用があります。

ローヤルゼリーのタンパク質、アミノ酸について

ローヤルゼリー中のタンパク質には蜂の子と同様、グルタミン酸やアスパラギン酸、ロイシン、グリシン、プロリンなどのアミノ酸が多く含まれています。
また糖タンパク質としてアピシンと呼ばれる成分も多く含まれていることがわかっています。

アピシンは生のローヤルゼリー中におよそ6.9%程度含まれ、細胞の増殖を促進したり、細胞死を防いだりする作用があります。

またローヤルゼリーには女王バチの蜂の子体内で、女王バチらしい体づくりや産卵能力を得るために必要な幼若ホルモンの分泌を増加させる、ロイヤラクチンというタンパク質も含まれています。


ローヤルゼリーは主に女王バチのエサとして与えられます。
女王バチの蜂の子はローヤルゼリー由来の栄養や成分の影響を受け、女王バチらしい体と生殖能力を授かり育っていきます。

現在、蜂の子のサプリメントに使用されている蜂の子は、ローヤルゼリーを与えられて育ったミツバチ女王バチの蜂の子か、もしくはオスの蜂の子が使用されています。

蜂の子サプリメントを選ぶときは、ぜひ蜂の子が何を与えられて育ったかにも注目して選んでみてください。

【参考文献】
蜂の子とローヤルゼリーの違い① http://www.tokyo-pride.org/sokai.html
蜂の子とローヤルゼリーの違い② https://www.malitourisme.com/royaljelly.html